10月に読みたい本ひとり選考会 2023.10

10月も既に約2週間経過しようとしてますが、今回は10月に読みたい本をリストアップしていこうと思います。

まずは先月読み終えることが出来なかった本の中から、

 

1冊目は 『 きまぐれな夜食カフェ マカンマラン みたび』を引き続き読みたいリストに入れておきます。

マカンマランシリーズの1冊目、2冊目はだいぶ前に読んでいたのですが、そろそろ3冊目も読もうかな、と本棚の積読エリアから取り出しました。

とても好きなシリーズなので、読み終わるのが惜しくてなかなか手に取れなかったのですが、秋の夜長に体が温かくなる本を読むならこの本がいいのではとふとシャールさんに会いたくなったのです。

 

2冊目は『 学びのきほん ブッダが教える愉快な生き方 』。

NHKの学びのきほんシリーズはちょこちょこ読んでいて、これまでに3冊読了しています。

どれも普段なら手に取ることを迷うようなテーマを、分かりやすくハードルを低く設定して紐解いてくれるので、読みやすく理解が深まって行くのを実感出来ます。

今回は仏教についての内容ですが、なかなか仏教を詳しく学ぶ機会がなく、日本史の授業や修学旅行でのお寺巡りなどさわりだけでなんとなくしかわかっていないので、日本に馴染みのある宗教として学んでみようかなと思います。

 

3冊目は、 『 短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇 』です。

『 短歌ください 』は図書館で出会って気に入った本なのですが、シリーズとして何冊か出版されていてそのうちの一冊を今月は読んでいきます。

雑誌の読者投稿に歌人の穂村弘さんが解説をしていくので、短歌初心者でも面白く読めますし、気に入った歌も見つかったり、短歌がより身近に感じられるようになる本です。

 

4冊目は、 『 ナイフをひねれば 』

こちらは9月新刊からのセレクト。

ずっと楽しみにしていたアンソニーホロヴィッツの新刊です。

アンソニーホロヴィッツは『 カササギ殺人事件 』 で初めて知ったのですが、毎回海外推理小説の王道と新しさを兼ね備えた見事な作品が多く、好きな作家さんの1人です。

『 カササギ殺人事件 』以降の創元推理文庫は全て購入しています。

今作も期待値高めで早く読みたくてうずうずしてます。

 

5冊目は 『 准教授高槻彰良の推察 EX2 』

こちらも9月新刊です。

この准教授高槻彰良シリーズは去年くらいに知ってハマったシリーズの一つです。

ドラマ化とかコミック化とか知らず、本屋さんで面白そうと手に取ったのがきっかけだったので今でも原作しか読んでいません。

民俗学と言えば柳田國男さんが有名ですが、実際どんな学問なのかは詳しく知らなかったし、あまり興味のある分野でもなかったのですが、怪奇現象を紐解く過程の人間心理の関わり方が面白いと思えるようになりました。

またキャラクターひとりひとりが個性的で読んでいて楽しいのも好きな要因の一つです。私は深町くんに幸せになってほしい。( 唐突ですが )

 

続いて6冊目は『 サスペンス作家が人をうまく殺すには 』です。

こちらははじめましての作家さん、エルコシマノさんの本です。

書店で見かけたり、Instagramで見かけたりとても気になっていたのですが、10月末に続編が発売されると知り、これは今読まなければ!となりました。

気に入ったら続編も速攻で読もうと思ってます。

 

7冊目は『 もの言えぬ証人 』。

ハヤカワのクリスティー文庫の14番目の本です。

今まで月に1冊ポアロシリーズを読んでいるのですが、最近はポアロを体が欲するようになっていて、禁断症状いっき読みが出ないよう細心の注意を払っています。( もちろん冗談です )

しかし他の海外推理小説を読んでいて、ふとポアロに会いたくなるのは本当です。

あの灰色の脳細胞を持った、たまご頭の口ひげが素敵なチャーミングな紳士に無性に会いたくなる時があるのです。 ( これが恋なのか? )

今作はどんな事件に挑むのか、早く読みたい本2冊目です。

 

と、まあこんな感じで7冊目まで選んできましたが、あとは国内外の文学、ジャンル、読みたさ等を基準にして、ざっと挙げていきます。

  1. 彼女たちの20代 / 山口路子
  2. 喫茶チェーン観察帖 / 飯塚めり
  3. ホワイトカメリア / MIYAMU
  4. ひとり出版入門 / 宮後優子
  5. 騙し絵の牙 / 塩田武士
  6. キュレーターの殺人 / MWクレイヴン ( 時間あったら読む )
  7. スピン 2号 / 河出書房新社
  8. 読書の日記 本づくり スープとパン 重力の虹 / 阿久津隆 ( 今年中に読み終わるくらいのペースで読み進める )

以上の15冊を10月に読みたい本として選んでみました。

全部読み切らないといけない! というほど意気込んではいないし、読み切れないのは重々承知しているのでただ何も考えずに次に読む本が決まっていた方が楽だな、くらいのリストです。

気分が変わることはしょっちゅうですし、読みかけのまま何ヶ月か放置したりもします。

ただこう並べてみると、読みたい本が本当にたくさんあって、幸せだなと感じてしまうのですよ。

読書の秋となるよう、たくさん読むぞ。

 

こちらのページに載せた中で気になる本がある方、質問等はInstagramのDMでいつでもお待ちしております。 返信遅くなる場合がございますが、ご了承ください。

ミズミ

Instagram @ mizumibook